新潟大学演劇研究部では,平成23年4月に新入生歓迎公演と称して,3つの劇が行われます。
今回は,その演劇の事前インタビューを行いました。
(Text: がっきー / Photo: かみゅ)



今回の作品のあらすじは?
加)小説家として名をなそうとする4人が,お互いに持論を交わしながら,行く先や生き方を探していくという話です。
主役は小説に思い入れがあるがなかなかうまくいかず,周りの様子を見ながら葛藤を持っている。最終的にうまくいくという役回り。
大変だったところは?
加)いつものお客さんとは違い(私たちの演劇に)興味がある人のほか,興味のない人も来てくださいます。
万人受けではないですが,多くの人に受け入れられる作品にするのが大変でした。
高)今まで主演を務めたことがなく,脇を固める役が多かったので,僕を中心に話が進む不思議な感覚を感じました。セリフも多いですし。9分間(笑)
この劇を通して伝えたいところ
加)羨望を持ったり,誰かの歩く先が自分と違う,ということはいつでもあると思います。最終的にこれが自分の糧になったりするんだ,ということですね。
主役として一番見てほしいところ
高)言いようのできない,セリフとしては出てこない主役の悔しさ,ジレンマを感じ取っていただければ嬉しいです。お客様の自分自身と重ね合わせてみてくださると,見ていて面白く,楽しめると思います。
さいごに
高)男4人のドタバタストーリー。ストーリーに共感してくださるとうれしいです。
加)私たちが楽しく演じていることを見たお客さんが楽しんでくれるとうれしいですね。



あらすじ
渡)1組の夫婦,夫はカメラマン。仕事が出来なくて妻にも愛想を尽かされるダメ夫。妻は夫に愛想を尽かしつつも世話を妬いたり…
これから夫婦になる人や,夫婦をやめてしまった人,夫婦・男女の関係についてのお話です。
力を入れているところ
石) (ダメ夫)キャラクターを伝えることですね。
渡)あと,学生には縁遠い存在の夫婦とは何ぞや,ということを表現して伝えたいですね。新大生は同棲率が高いとか言われていますが,カップルと夫婦は違うんだ,というところも(笑)
理想の夫婦像や,こんな夫婦にはなりたくない!とか,その辺りも感じていただければ。
大変だったところは:
石)初めて役者をやる(!)ので,セリフに感情を込めたり,キャラがぶれないように統一感を出すのが大変でした。
伝えたいこと
劇にはたくさんのメッセージが込められていると思うので,お客さん各々に自分なりの解釈をしていただけるとうれしいです。



あらすじ
渡)男女5人が友人の葬式帰りに集まったという設定で死んだ友人のいろいろ噂話をしているうちに,5人の秘密が暴かれていくという心理サスペンスです。タイトルとはちょっと違う感じですね(笑)
役として大変だったところ
直)映画監督の役で,葬式帰りに話している場所で友人5人と映画を撮りたい,という人間を演じるのですが,私の性格そのまんまなので,特に大変だったという感じはなかったですね。
役自体が「普通の人」なので,演劇らしく個性化されたキャラクターを演じなくてよかったんです。
心理サスペンスということですが?
渡)ほんわかした空気もあり,ファンタジーチックでもありますね。
ほんわかした部分と,サスペンスらしく「ギクッ」とする部分の作り分けに力を入れました。
力を入れた部分は?
渡)一人でたくさん喋る(モノローグ)が各場面にあるので,そこは役者が目立つ所で魅せばなので力を入れました。
直)モノローグもそうなんですが,3分間しゃべるんですよ(笑)
ここが大事な部分なので,力を入れました。あと,言葉のニュアンスにも。
観客の方へ
渡)誰が事のホントのこと言ってるのか,というのは,誰にもわからないことです。そういう部分を見てほしいですね。
直)最後のほうまで見てください!最後のほうで活躍するよ!(笑)