イベントレポート

医療と福祉の学習会「生体肝移植学習」2008.5.22



 ■ はじめに


「医療と福祉の学習会」とは、学生にもっと医療や福祉分野に興味を持ってもらうことを目的として月に二回程度開催される勉強会です。(主催:新潟民医連
今回は新潟県で初の生体肝移植を行った児玉義明氏のお話を聞くことで「命の大切さ」を学びました。

(text 美南アルファ)





 

■講師の先生の紹介

児玉義明氏(新潟ファミリーハウス やすらぎ代表)
新聞記者として田中角栄元総理の金脈事件、佐川急便疑獄などを取材。
睡眠時間4時間前後、年中休み無しの生活を30年近く続け、難病である原発性胆汁性肝硬変(PBC)発症。
1999年1月に緊急入院、新潟大学医学部付属病院で新潟県初となる生体肝移植手術を受け無事に成功。
現在は新潟大学や新潟県内の小・中学校で積極的に講演活動をされています。








 

学習会参加中の新大ナビスタッフです

■学習会

・PBCの宣告を受けた後、家族からの肝臓提供申し出
・「自分の息子をドナーにして危険にさらしてまで生きる価値があるか」との葛藤
・医学技術の進歩や実績によって可能になった移植
・「多くの人に支えられた命を無駄にできない」と固めた、生きる決意
・「多くの人が臓器移植で救われる道を」と新大病院で手術を受ける決意
・「生き延びたら命の大切さを訴え、多くの命を救いたい」と目的を持つことで気持ちが前向きに
・手術に耐えられる体力維持、病気に打ち勝つ気力、「患者としてベストを尽くす」
・臓器移植への理解を広めるための実名でのマスコミ発表。多くの人から激励が寄せられ「多くの人に見守られている」と力が。
・99年3月、無事手術成功。
・手術後、移植・難病患者支援、移植支援基金集めのための活動を精力的に。

死の淵から生還された児玉さんの体験談、発する言葉ひとつひとつに感じられた「重み」は
「生きることの重み」そのものなのでしょう。




 







 

■懇親会

学習会終了後にはLOTUS LANDにて参加者と講師の方の懇親会が行われました。
児玉氏は新大OBとして、私たち参加者に気さくに接し、エールを送ってくださいました。 




 



■ 最後に
児玉さんの言葉の中で特に印象に残ったものは
「支え合い」ならぬ「支え愛」です。
家族、医療スタッフをはじめとし、
数多くの人の「支え愛」によって救われ、
そして今も「支え愛返し」を続ける児玉さんに、
力強く生きるパワーをいただいた講演会でした。


医療と福祉の学習会 開催日:不定期(ほぼ月2回)

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